空き家問題

こんにちは。
不動産の林田商事林田でございます。
当社ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日から5月期がスタートしました。
朝から生憎の雨でしたが、会社近くの健軍神社に1日参拝に行ってきました。

今月はGWもあり、営業日数が少ないので効率よく動きたいと思います。
今月も皆さん、宜しくお願い致します。

さて、今日の熊日新聞のトップに空き家についての記事がありました。

総務省の発表によると、全国の空き家は2023年10月1日時点で900万戸で、5年前に比べ51万戸増えて過去最多との事。
空き家率は全住宅の13.8％で約7戸に1戸が空き家という事になります。
熊本県はというと、住宅総数は84万9千戸に対し、空き家は12万8千戸が空き家との事。
空き家率は実に15.2％にものぼるそうです。（熊日新聞記事一部抜粋）
以前から空き家の問題は度々ニュース等にも取り上げられてましたが、改めて数字で見ると凄い数ですね。

空き家の種類別を見ると、賃貸物件の空室、販売用の物件、別荘等に加え使用目的がない物件等がありますが、
その中でも、賃貸物件の空室が圧倒的に多いようです。
特に地方圏では、人口はどんどん減少していくなか、新築は供給され続けている現状で、これからも空き家はどんどん増えるかと思います。
このような状況が続くとこれからの賃貸経営はとても厳しくなる事が予想されますね。
今後、熊本の賃貸市場も空室対策がうまくいっている物件と、そうでない物件の格差がどんどん大きくなっていくのではないでしょうか？
我々、管理会社も常に新しい情報を入れてオーナー様（家主様）に提案ができないと、厳しい時代になってきました。
熊本の場合、TSMC関係で他の地方圏に比べると多少は恩恵に預かっている部分がありますが、これもいつまで続くかわかりません。
賃貸の繁忙期が終わり、閑散期に入ろうとしている今、繁忙期に決めきれなかった物件の空室対策に再度力を入れたいと思います。

林田商事株式会社
林田　隆志

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