熊本賃貸ネットワーク研修会

こんにちは。
不動産の林田商事林田でございます。
当社ブログをご覧頂きありがとうございます。

世間は今日から3連休ですね。ちょっと羨ましいですが・・・
仕事が忙しい事に感謝して頑張りたいと思います。

さて、先日熊本賃貸ネットワーク主催の研修会に参加してきました。

講師は司法書士田島法務事務所の田島賢治先生に「不動産トラブル対処法」というテーマで近時の法改正を中心にご講演頂きました。

司法書士の田島先生は、宅建九学会の先輩という事もあり、懇意にさせて頂いております。
わからない事案があると、すぐ先生にご連絡させて頂き、早々にご回答頂きますので普段からとても助かっております。
本セミナーでも簡潔に分かり易くご講演頂いたので、受講された皆さんもとても勉強になったのではないかと思います。

本セミナーでは以下の通り内容盛り沢山でご講演頂きました。
1、相続登記の義務化について
2、代表取締役等住所非表示措置について
3、海外居住者の国内連絡先登記について
4、外国人が不動産を売却した場合
5、令和3年民法改正（重要問題について）
6、特定の物件のみにう家族信託について

個人的には、3、海外居住者の国内連絡先登記について　4、外国人が不動産を売却した場合　が非常に興味がありとても勉強になりました。
皆さんも、外国人が日本の不動産を買っているという話はニュース等でお聞きになられた事があるかと思います。
以前は東京及び近郊がメインでしたが、近年熊本の不動産も外国人や外国法人の購入者が増えております。
ここで問題になっているのが、固定資産税や不動産取得税、売却した際の譲渡所得税の未払い問題だそうです。
もちろん多くの方はきちんとお支払いされているかと思いますが、未納が多いのも事実だそうです。
国がその対策のひとつとして、海外居住者の国内連絡先の登記や、外国人や外国法人等が不動産を売却した際の源泉徴収等の措置がとられているとの事です。
私もまだ、日本に居住していない外国人の方や外国法人との取引は経験がありませんが、今後取引する事があれば、知らないと大きな問題に発展する事もありますので注意が必要ですね。

私も不動産業界に23年おりますが、時代の変化やそれに伴う法改正等で我々業界もどんどん変わっていっております。
個人的には良い変化もそうでない変化もありますが、これについていくのは正直大変です。
やはり、プロである以上、「知りませんでした。」とは言えませんので、常に勉強ですね。
座右の銘である『プロとして、学び続ける事は最低限のエチケットである！』という言葉を胸に明日からまた頑張りたいと思います。

林田商事株式会社
林田　隆志

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