テナントリテンション

更新日: 2019年7月29日

こんにちは。

林田商事㈱のブログをご覧頂きありがとうございます。

熊本もすっかり梅雨明けして真夏日が続いてます。水分補給を忘れずに頑張っていきましょう。

 

昨日は、管理物件のキッチン取り換えとお風呂のバスパネルの交換が終わったとの連絡を頂きましたので、オーナー様と一緒に工事後の物件確認に行ってきました。

 

こちらの物件は平成10年築の6世帯のアパートです。実は今回、6世帯すべての部屋でこの2つの工事を行いました。入居中の工事です。

通常、入居中は入居者さんから言ってこない限り部屋を見る事も修理をする事もないかと思います。そもそも室内を見られたくないという入居者さんも多いかと思います。

昨年、ちょうど築20年になるタイミングで、入居者さんにお願いして室内を見せて頂きました。

キッチンは使用には問題ないレベルでしたがパネル等もだいぶ傷んでる部屋が多かったので交換する事となりました。また、浴室のパネルも色が黄ばんでいたり、コーキングが傷んでたりしたので、家主さんが今回全室しようという決断をされました。

賃貸経営の収支的にどうなの?って意見もあるかと思います。私も家主さんにはもう少し考えても良いのではないかとお話しをさせて頂きました。

しかし、家主さんは、築20年たったし、入居者さんには気持ちよく長く住んで頂きたいから・・・。という事で今回の工事を決定されました。家主さん言わく、おかげ様で収支も満足しているし・・・。もうすぐ借り入れも終わるので・・・。というご返答でした。

我々管理会社としては、家主さんの収益の最大化を目指してご提案させて頂くのは当然ですが、家主さんの目標や考えを尊重する事も大事な事だと考えております。家主さんが、ご自身の考えでされるのであれば良いかと思います。

個人的には今回の工事が『テナントリテンション』になれば良いなと考えています。

『テナントリテンション』という言葉はご存じでしょうか?

簡単に言うと、入居者の保持です。入居者に長く住んで頂く努力や工夫の事です。

戸数の多い物件を所有されている家主さんは、やっと1部屋決まったと思ったら、また別の部屋が退去・・・。なんて経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?

現在の賃貸市場は供給過剰で入居者募集は大変です。皆さん、空室対策に注目されますが、空室対策には時間もお金もかかります。もちろん空室対策も大切です。それと同時にテナントリテンションもとても大切です。

空室はしっかりと空室対策して、入居中のお部屋は長期入居頂ける努力が必要です。

家主さんには、是非テナントリテンションの考えを持って欲しいと思います。我々管理会社もテナントリテンションの考えがとても重要です。

今回のような高額をかけたテナントリテンションだけではなく、小さなテナントリテンションもたくさんあります。

当社では、お金のかからないテナントリテンションとして、サービスリクエスト(クレーム)を頂いたら、即対応&その日のうちに中間報告の連絡する等のルールを決めています。これも小さなテナントリテンションかと思います。

今後、空室対策と同じように、家主さんと相談しながらテナントリテンションも考えていければと思います。

 

林田商事株式会社

林田 隆志